実験。
ちょいちょい相談を受ける、ポリ合板を使用した建具や家具の補修。
ある程度のキズなり打痕なら、塗装担当のミノルが補修するのだけれども、全体的な塗装は不可だと聞かされてた。 (ミノルに)
「すぐ剥がれちゃうけど、それでいいなら塗るよ〜」なんて、人を小馬鹿にした言い方をしてたような気がする。 (ミノルが)
なので、どの程度なのか実験してみた。
(決して遊んでる訳ではありません。次回のリノベ案件用の実験です)
*用意したもの
何年も熟成されたポリ合板 (メーカー・品番不明)
ベンジャミンムーア プライマー(フレッシュスタート)
ベンジャミンムーア リーガル デコレーターズホワイト
ポーターズペイント エッグシェル ミルクチョコレート
ニッペフレッシュ水性ワイド 赤
それぞれ目荒らししたポリ合板に塗布。(#60にて)
24°設定の室内にて8時間経過。
艶も引けて乾燥は良好。
試しにポリ合板を曲げてみても、各所ひび割れはナシ。
(と言っても、厚み4mmだからそんなに曲がらないし)
ある程度の弾力はある模様。
気になったのは、目荒らしした痕がニッペ以外殆ど目立たない点。たぶん粘度の違いだろうか・・。
案の定、触った感触での塗膜厚は、ニッペ<プライマー<デコレーターズホワイト<ポーターズの順になる。
質感はダントツで、ポーターズペイント。
カラバリ多くて発色がいいのは、ベンジャミンムーア。
コスト抜群は、ニッペ。
あくまでも個人的な感想。
肝心のポリ合板に適応してるかどうかは、24時間経過してから検証してみる事にします。
ちなみに前情報としてメーカーに問い合わせた所・・・
ポーターズペイントはNG
ベンジャミンムーア フレッシュスタートプライマーは、なんと目荒らししなくてもOK
ベンジャミンムーア リーガルは目荒らし後OK
との事。